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【教育と多様性】
前回も紹介した通り、
さらに、州全体で保守系が当選した、いわゆる田舎的なイメージをもつ州内であっても、
これらが示すように、アメリカの都市部が圧倒的にリベラルなのと比較して、なぜ、世界的大都市と呼ばれる東京は圧倒的に保守なのでしょう。 都市部が重要な指標になるのは、世界中の傾向として、人・教育・仕事・多様性など、何においても都市部に集中しがちだから。東京・一極集中が際立つ日本では、なおさらです。 そこで、人権意識を育む「教育と多様性」に着目してみます。 より具体的には、人権意識を育む「教育と多様性」が充実する程、人びとは、
・・・などに流れにくい。そして、良くても・悪くても「昔ながら」を保守しようとする=「保守的な発想」から遠ざかる傾向があります。 また同じく、人権意識を育む「教育と多様性」が充実する程、人びとは、
・・・などに賛同しがちになる。そして、昔ながらの良き部分は守り・悪しき部分は変えてゆく「より良い明日」へ前進しようとする=「リベラルな発想」へ近づく傾向があります。 ここでいう「保守的な発想」から「リベラルな発想」へのシフトは、たとえば次のような例を意味します。
人権意識を育む「教育と多様性」は、事実に裏付けられたエビデンスをベースとして、自分の頭でしっかりと考えられる・更にはそれを行動に移す能力を身につけることを、最も重要としています。それらが充実する程、人びとは「保守的な発想」から遠ざかり、「リベラルな発想」へ近づく傾向があります。 もちろん、どの国においても、優れた教育を受ける機会がなかった人であっても、事実に裏付けられたエビデンスをベースとして、自分の頭でしっかりと考えて行動に移せる人はいます。 他方、どの国においても、エリートと呼ばれる大学で教育を受けた人であっても、事実に裏付けられたエビデンスをベースにできず、自分の頭でしっかりと考えられない・行動に移せない人もいます。 特に問題なのは、せっかく誰もが羨むような大学で教育を受ける機会に恵まれた人であっても、そこで培った能力を、自分の利益を最優先するために抜け道を探したり、自分に都合の良い解釈をひねり出したりすることに、せっせと利用する人でしょう。 けれども、それらをもってしても、大きな傾向を忘れないようにしたい。 それは、人権意識を育む「教育と多様性」が備わった環境で学ぶことが、「保守的な発想」から抜け出し、「リベラルな発想」へのきっかけをつくるということ。 ここから、アメリカの都市部が圧倒的にリベラルなのと比較して、なぜ、世界的大都市と呼ばれる東京は圧倒的に保守なのかが、見えてきます。 次回は、日米の教育・多様性をふまえて、この考察を深めたいと思います。 続きを読む:戦後80年、日本の大問題(4)【大学受験】 前回を読む:戦後80年、日本の大問題(2)【都市部でさえ】 同じテーマを読む:多様性/インクルーシブ Comments are closed.
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