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114: 男女同権・平等の真実(3)

12/10/2024

 
【悩む女性】
私たちの文化に深く根付いた風潮が、男性のみならず、多くの女性ですらそう思い込んでしまうほど、「女性はこうあるべきだ」とする社会通念を醸成する。
 
けれども、そのような社会で快適に生きる女性たちもいます。
 
「ちやほやされたり、荷物を持ってもらったり、おごってもらったり。正直、私は女性だから得してる。自分はガツガツ勉強したいわけでもないし、バリバリ働きたいわけでもない。男性陣とは仲が良いほうなので、自分にとっては快適だ」。
 
そう、「女性はこうあるべきだ」とする社会通念に、肌が合う女性たちとも言えるでしょう。
 
それに沿うよう「強要される」とは余り感じず、むしろ自然と思えるほど身についているので、周りから可愛がられることが多い。なので、居心地が良い。
 
もちろん、その女性たちからしてみても、今の社会に何の問題もない訳ではありません。けれども「ちやほやされて得するなら、私は社会で活躍しなくてもいい」という女性たちもいるのです。
 
そして、今度はその女性たちが、別の悩みを打ち明けます。
 
「自分には今の社会が快適。そんな私はダメなのでしょうか。」
 
特に「男女同権の足を引っ張ってる存在だ」と、そう思われている気がするような厳しい視線に、たじろいでしまうのだそうです。
 
そこで、この悩みに解答するのなら、「ちっともダメではありません」でしょう。むしろ、肌に合う場所を見つけられるのは幸せなこと。そこに問題はありません。
 
より問題として重要なのは、そうではない女性たちも快適に生きれる社会を目指し、みんなでその実現をサポートすること。
 
「みんなで」とは、もちろん「今の社会を快適と感じる女性たち」も含めてです。「自分は快適なので、何も変えたくない」ではいけません。

「容姿で評価されるんじゃなくて、実力で評価されたい。会社で男性と遜色のない、活躍の場がほしい。学校でもっと勉強したい。理数系だろうが、工学系だろうが、男性と同じような機会がほしい。」
 
こう願う女性たちにとっても、肌に合う、生きやすい社会にすることが、とても大切です。
 
「ちやほやされて得するなら、私は社会で活躍しなくてもいい」という女性にも。「女性が男性と同じように、活躍しやすい社会であってほしい」と願う女性にとっても。
 
大切なのは、どちらの人にも、そして多様な女性たちにとって、性別に関係なく、生きやすい社会をみんなで目指すこと。
 
「どっちか」ではなく、「どちらも」が大切です。


続きを読む:男女同権・平等の真実(4)【一人ひとりを大切に】
前回を読む:男女同権・平等の真実(2)【セコい男性】

全シリーズ:男女同権・平等の真実(1)~(6)
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同じテーマを読む:多様性/インクルーシブ

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    JOE KIM
    Retired from business at age 34. Now, an active supporter of inclusive initiatives globally.
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    34歳でビジネスから引退。現在は、インクルーシブな支援活動家。
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