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#37: 希望を抱く(第1回)

11/18/2018

 
【一大転機は文字】
宇宙が誕生したのは、138億年ほど前だといわれています。
 
それから92億年ほど経って、太陽や地球が誕生。そして、地球上で原始生命が生まれるまで8億年ほどかかり、そこから私たち人類の始まりといわれる二足歩行の動物が生まれるまで、更に38億年ほどかかりました。
 
そうして、私たち人類は約500万年前に、野生の動物として始まったのです。
 
野生とは、美しい自然と表裏一体の関係にありながらも、強い者が弱い者を支配して生きながらえる、とても殺伐とした環境でもある。それは、生きてゆくためには、別の生きる者から栄養を頂かなければならないという、とても割り切りがたく悲痛なまでの生命の限界を、避けられない現実として私たちに突きつけます。
 
人類は、そのような野生から始まり、そこから少しづつ文明らしきものを築いてゆきます。土を耕して野菜や果物を育てたり、人びとがそれぞれの役割を担って共同体となったり。それは、少しづつ文化を育んでゆくことでもあります。
 
そのような人類に大きな転機が訪れたのは、その誕生から499万5千年後の、今から5千年ほど前のこと。何を突然に思い立ったのか、人類が文字らしきものを書き始めたのです!
 
それはそれはもう、画期的どころの騒ぎではありません。なぜなら、それまでは知恵や知識は人から人へ、直接会話や行動を共にするほか、伝達の方法がなかったから。
 
人びとの寿命が30歳に近づいたのは、ここ3万年ほどのこと。500万年の歴史をもつ人類にとって、これはごく最近です。一人ひとりの生涯が30年にも満たないと、知恵をひねり出し、知識を身に付け、それらを実践し、さらに磨き上げ、そして次の世代へ引き継げることは、余りに限られています。また、人びとの移動手段も限られていたので、伝えられる範囲も、歩ける距離にいる人たちくらい。

​人類は他の動物と同じように、一人ひとりがほとんどの物ごとについて、毎回ほぼ一からの出直しでした。

 
例えば、ある道具を作るにしても、ある概念を理解するにしても、身近な大人や仲間から、彼ら自身が考えついた知恵を学ぶ。あるいは長老や親などから、聞き伝えにより伝達されてきた、僅かばかりの知識を教えてもらうほかなかったのです。
 
ところが文字を書き始めてからは、新しい知恵や知識は、古い知恵や知識に加えて、蓄積することが可能となります。また、その書物を通じて、知恵や知識が広範囲に移動できるようになる。人類はその蓄積の恩恵を、世代と地域を超えて、受け続けることができるようになります。
 
文字を書き、それを読むこと。ここに書かれたこの文字を、今あなたが読んでいるように。それは、人類が他の動物と大きく異なる発展の曲線を、描き始めた理由なのではないでしょうか。

続きを読む:希望を抱く(2)【確実な上昇曲線】
​
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    JOE KIM
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    34歳でビジネスから引退。現在は、インクルーシブな支援活動家。
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