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朝、青空と太陽がまぶしく、そよ風が心地よい。
ふと見ると、鳥が二羽、青々とした芝の上にまあるくなって座っている。つがい(夫婦)なのだろうか。ここでは鳥のつがいをよく見かける。彼らの社会では、誰もが夫婦円満の秘訣を知っているかのように、みな楽しそうで仲がいいように見えるのだ。 -------------------- 初日 朝: まあるく座っている。幸せそうだ。 昼: その場に留まっている。怖がらないようにそっと近づいてみると、二羽とも年老いているようにも見える。ケガはなく、しっかりしている。日光浴を楽しんでいるのだろうか、とても気持ちよさそうだ。 夕暮れ時: その場を離れない。ちょっとおかしいな。大丈夫かな。お腹は空いてないかな。けれども、ごはんを置いていくと、天敵たちも寄ってくる。 「かまわないで、私たちはここでゆっくりしたいだけなの」 わからないが、彼らの黒いつぶらな目が、そう言っている気がする。彼らは自然の中の生き物であり、自然と共に見守りたい。 -------------------- 2日目 朝: 少しは歩き回るが、周りの鳥たちのように飛んで行く気配はない。 ふと気づく。もしかしたら、この子たちは、自らの寿命を感じとっているのでは。そして、この大きな自然の中のこの場で、彼らは寿命を全うしたいのでは。 -------------------- 3日目 夕方: 片方の子が静かに息を引き取っていた。そのとなりで、連れ合いの子がしっかりと寄り添っている。まだ一緒にいたいのだろう。 -------------------- 4・5日目: その場で1羽はきれいに横たわり、連れ合いの子は、となりで寄り添っている。 -------------------- 6日目 朝: 連れ合いの子も静かに息を引き取っていた。そっと、夫婦で寄り添いあいながら。 ここを選んでくれて、ありがとう。そのあまりの美しさに、いつまでも幸せを願いたい。 -------------------- 結婚。それは二人が一生、互いを思いやり、受け入れ、ゆずりあい、寄り添ってゆくこと。人生で最も素晴らしい選択ではないでしょうか。 もちろん、意見が合わない時など、多くの困難はあるでしょう。その時、困難を避けてやり過ごそうとしていると、いつしか、それらのすれ違いが蓄積し、深すぎる溝となってしまいます。 それを見越して、この人となら話し合って、尊重しあって、解決してゆける。時間をかけて、思いやりをもって話し合い、受け入れ、ゆずりあうことができる。それが出来る相手だと正直に思えるのなら、その選択は何ら反対されるものではない。 だからこそ、自分の選んだ人と結婚することを、自分自身が決めるのです。 すべての個人に備わるべき基本的な権利です。親や、他の誰かに指示されるものではありません。 それでも、次のようなことを言う人たちもいるでしょう: 「2年もたったら愛情なんてなくなるから、条件の悪い人はやめたほうがいい」とか、 「家族ぐるみの付き合いができないと駄目だ」とか、 「結婚なんてしないほうがいい」とか。 それは、その人たちの、ちょっと悲しい意見として受けとめはするけれども、自分にとってもそうだと説得できるのは、自分自身以外にはいない。 自分のチョイス(choice)です。良い結果も、悪い結果も、自分の人生です。 だったら潔く自分自身で決めて、全うしたい。 そして、毎日いとおしいと想う気持ちをしっかりと伝え、そっと寄り添っていたいものです。 鳥のつがいのように、しっかりと寄り添っていたいものです。 同じテーマを読む:家族 Comments are closed.
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