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イスラム諸国など7カ国から、アメリカへの入国を禁じたトランプ政権による大統領令に伴い、ANAとJALは1月30日から、対象国の乗客の搭乗を拒否しているとのことです。多くの方は、それを乗客に対する親切な行為だとコメントしてます。
本当にそうでしょうか。 親切とは、受ける側の立場に立たなければ、成り立たないのではないでしょうか。 考えてみてください。 もしあなたが、海外旅行から帰ってくる便に乗ってはいけない、帰国できないと突然言われたら。次の日から、戻る予定の仕事や学校はどうしますか。あなたを待っている家族と会えない、家や自分の普段の生活に戻れないといきなりなれば。そして、それがいつまで続くのか分からないとなれば、あなたならどう思いますか。 今、現実にそういうことが起こっているのです。 合法的に米国滞在ビザを保有している方々が、ちょっと海外にでていたら、もう普段の生活に戻れないのです。そして、現実として彼らの多くは米国の飛行場で待機させられながら、弁護士を通じてこの措置に対抗しているのです。普段の生活に普通に戻りたいという、誰もが持っているべき権利を取り戻すべく対抗するには、現地に入って弁護士を通じて対抗しなければ難しいのです。けれども、航空会社から搭乗を拒否されてしまうと、それすらできません。スタートラインにも立たせてもらえないのです。 それが親切でしょうか。 親切とは、乗客にチョイス(choice)を与えることではありませんか。 「ご存知の通り、今米国ではこういう事態になっており、入国審査や航空会社も含めて混乱しています。場合によっては、米国に行ってもトンボ帰りになる恐れもありますが、どうされますか。」 乗客のことを思うなら、チョイスを与えることこそ、親切ではないでしょうか。 同じテーマを読む:多様性/インクルーシブ Comments are closed.
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